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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
滝宮の念仏踊り | 郷土芸能・民俗芸能 カテゴリ

総数:121件

伝統文化

滝宮の念仏踊り
伝統文化の分類 郷土芸能・民俗芸能
文化名 滝宮の念仏踊り



滝宮の念仏踊り《特徴》
◎滝宮の念仏踊りについて
昭和37年4月14日無形文化財として県の指定を受け、昭和46年11月11日文化庁より「記録作成等の措置を講すべき無形文化財」として選択され、さらに昭和52年5月17日文化庁より文部大臣による重要無形民俗文化財として国の指定を受けた。千年余りの昔から雨乞い神事として踊り続けられたこの踊りは、今でも私達の生活の中に祖先の命が通っていることを感じさせられます。

◎滝宮の念仏踊りの由来
滝宮の念仏踊りは、その起源を滝宮天満宮の祭神、菅原道真公に付会している。菅原道真公が讃岐守として在任された仁和4年(888年)の3月頃から全く雨がなく、5月に入ってもさらになく、池や川はことごとくかれ、むぎは枯れ果て田植えの準備もできず、百姓の辛苦は目もあてられない状況であった。この惨状を見られた菅原道真公は、身をもってこれを救おうとし、5月6日身命を捧げて城山神社に雨を祈ること7昼夜に及んだ。その時百姓達は死出の服装をしてこの地に集まり、今や遅しと降雨を待った。かくして菅原道真公の至誠神に通じたものか、満願の日、天たちまち曇り雷鳴四方に轟き、大雨沛然として3昼夜にわたり降り続き、枯れかかった作物は蘇生し、農民はわれを忘れて喜びいさみ、牛頭(ごず)天皇社(今の滝宮神社)前に集まり、神に感謝し菅原道真公の徳をたたえて踊りくるったのでした。この念仏踊りは、綾上・綾南地区内で北村組外11組あって、毎年旧暦7月25日に滝宮神社と滝宮天満宮の社前で奉納されていたが、昭和38年からは新暦8月25日に奉納することに変更されました。江戸時代には、毎年7月25日に当時の阿野・鵜足・那珂3郡の人々によって踊り組が編成され、行列を整えて入庭し、古式豊かに奉納していたようですが、高松初代藩主はこの踊りについてその由来を調査され、極めて由緒あるものと認めて、踊場に建てる御札を下附し、その上毎年米70石を寄進されていたということで、いかにこの踊りが尊重されていたかを物語っている。

◎滝宮の念仏踊りの概要
境内に一同勢ぞろいしたうえ、菩薩を象徴する子躍りを中心に、威儀正しく警固に守られ、ほら貝・鉦の音につれて行列入場します。これを入庭(いりは)と言います。神前に輪を作り、神職の修祓の儀があり、薙刀の悪魔払い、ついで花笠をかぶり、錦の袴・梅鉢の定紋入りの陣羽織を着た下知(げじ)は、がんじょうじゅの発声に合わせて、太鼓・笛・鉦(しよう)・ほら貝のはやしに合わせて、日月をかいたうちわをひらめかし、まわりに並ぶ警固の「ナミアミドーヤ」と節をつけて唱える歌詞に合わせて踊ります。太鼓打ちは、6歳~12歳の子どもが袴をはき、たすきをかけ、花笠をかぶって太鼓を打ちます。また、錦の袴をつけ、花笠をかぶった2人の中鉦は、鉦を鳴らしながら、下知・太鼓打ちとともに踊ります。ひと踊り終われば下知の号令で一同拝礼して次の組と交替します。全部の組が踊り(常例9庭・雨乞33庭)終われば、総員貝・笛・鉦を打ち鳴らし、社殿を3回廻り社拝して終わります。これを「宮めぐり」とも「揚庭(あげは)」とも言います。

踊り組の編成(滝宮念仏踊り保存会による)
 南 條 念 仏
    ↓
 北 村 念 仏
    ↓
 滝 宮 念 仏
 (綾南地区)・千疋組  ・萱原組  ・羽床下組  ・小野組  ・北村組
 (綾上地区)・西分組  ・牛川組  ・羽床上組  ・山田上組  ・山田下組  ・東分組
(先導)・・・西分奴組(5組)
  ※5年ごとに総踊り(11組全部:平成20年、25年、30年)
  ※坂本組は3年ごと(平成22年、25年、28年)

[国指定重要無形民俗文化財]
提供:綾川町役場経済課 様

滝宮神社


滝宮天満宮

所在地 綾歌郡綾川町滝宮 
展示場&開催場所 (午前中)・午前8時半~  入庭(いりは)(滝宮神社)
(午 後)・午後2時~   入庭(いりは)(滝宮天満宮)
問い合わせ先 綾川町役場経済課
TEL 087-876-5282
アクセス 滝宮駅より徒歩5分(琴電琴平線)。高松西ICより30分(府中湖インター(ETC専用)より5分)
観るポイント 真夏の暑い日差しの下で一斉に揃った太鼓の音や歌声、ゆったりとした踊りに迫力を感じます。
独特の衣裳や大きなうちわも素晴らしいです。
URL http://www.my-kagawa.jp/point/point.php?id=10



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