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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
伝統工芸館 カテゴリ

総数:333件


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総数:333件

伝統工芸品兵庫県

兵庫県
工芸品の分類 織物
工芸品名 赤穂緞通

主要製造地域:兵庫県




《特徴》
赤穂緞通は、佐賀の鍋島緞通・大阪の堺緞通と並び、日本三大緞通の一つに数えられています。直線・曲線を巧みに織りまぜた独特な文様と、繊細で美しい色合いが特徴です。

厳選された綿糸のみを使い、文様を際立たせるため赤穂独自の技法である念入りな「摘み」の作業で仕上げられます。そのため視覚的な美しさのみならず、絹のような独特の手触りがあります。

[兵庫県指定伝統的工芸品]
提供:赤穂緞通を伝承する会 様、赤穂市役所 様
参考資料:赤穂市立美術工芸館 田淵記念館発行『企画展図録 赤穂緞通』(2003)、『企画展図録 赤穂緞通II』(2005)

素材 綿糸
製法・工法 <機拵(はたごしら)え>
1. 経糸に糊をつける
2. 経糸を絞る
3. 経糸を糸巻きに巻き取る
4. 経糸をへる
5. 経糸を捩り(綜絖)に通す
6. ぼうばい竹に経糸を通す
7. 筬通しをする
8. 経糸の端を機に固定させる
9. 張り棒でさんころを回して、経糸を強く張る

<織成(しょくせい)>
10. 緯糸に糊をもみこむ
11. 緯糸を通す
12. 筬を打つ
13. 耳糸を巻く
14. 挟糸(パイル糸)をはせる
15. (11~14を20段ほど繰り返す)
16. 筋摘みをする
17. 地摘みをする
18. 仕上げ摘みをする
19. (10~18を繰り返す)
20. 経糸の始末をする
21. 敷伸しをする

(引用元:『企画展図録 赤穂緞通II』, 赤穂市立美術工芸館 田淵記念館, 2005, [p.89-93])
歴史 赤穂緞通は江戸時代後期、赤穂に生まれ育った児島なかが考案しました。

明治7年に商品化され、皇室や政府にも納入されるなど、国内をはじめ海外にまで広まりましたが、昭和に入り機械化になじまない赤穂緞通は徐々に衰退していきました。

この伝統工芸の危機を救おうと、平成3年に市教育委員会が講習会を開講したところ、多くの参加者が集まり、平成11年にはその修了生で作る「赤穂緞通を伝承する会」が発足、現在では各工房において様々な取り組みがなされています。こうして、市民の手によって「伝統工芸の伝承」から「地場産業の復活」へ向けて動き出しています。
関連URL http://www.city.ako.lg.jp/kensetsu/shoukou/dentoukougei.html

◆展示場所
加里屋工房
赤穂市加里屋2073-4
TEL:0791-45-0606
見学時間:10時~12時30分、14時~16時
定休日:第2・4日曜日、祝日、年末年始
※体験は有料・2日前までに要予約 



中広工房
兵庫県赤穂市中広1116-2
TEL:0791-43-9134
見学時間:10時~12時、13時~16時
※見学希望の場合は要予約

花工房
兵庫県赤穂市元沖町145-1
TEL:090-6965-9162




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