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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
伝統工芸館 カテゴリ

総数:333件


都道府県

総数:333件

伝統工芸品三重県

三重県
工芸品の分類 その他工芸品
工芸品名 伊勢の根付

主要製造地域:三重県




《特徴》
日本人が和装する際、巾着や煙草入れ、印籠などを懐(ふところ)や袂(たもと)に入れることがありますが、これでは落としやすいため、持ち物に紐をつけて帯の下をくぐらせ、紐の端に留め具をつけて帯の上辺に引っ掛け、ぶら下げて携帯することがあります。
この留め具を「根付」といいます。

根付は約400年くらい前から存在しているといわれ、当初はデザインも簡素でしたが、時代が下るにつれて実にさまざまな意匠を凝らした精巧な作品が作られるようになり、美術品としての価値が高まりました。

根付の素材には動物の牙や角、木や竹など様々なものが使われますが、伊勢の根付には、伊勢の朝熊山(あさまやま)で採れる、本黄楊(ほんつげ)が使われます。
本黄楊の木は、生育する山の土壌が痩せていて気候も寒いので成長が遅く、大きくなりにくいため、直径6cmになるまでに約50~60年かかり、その為に「木の宝石」と呼ばれています。
また、固く粘りがあるため磨耗しにくく、細かい細工(さいく)が出来るのも特徴です。

モチーフは十二支、花鳥風月など様々です。
特に、題材にヒキガエルやガマガエルが多いのは「客をひく」「無事かえる」と参宮の地らしい語呂合わせによるものです。

[三重県指定伝統工芸品]
提供 : 伊勢根付彫刻館 様 (制作・工程、その他情報)、
     伊勢伝統工芸保存協会 様 (資料)

素材 象牙、猪の牙、鹿角、木、竹などありますが、伊勢では99%が朝熊黄楊を使用。
製法・工法 本黄楊は、切り出してから4~5年自然乾燥してから使います。

【1】 角切り
手で軽く握って隠れるくらいの大きさ、3~4cm角にノコギリで切ります。

【2】 下絵
切った黄楊に下絵を描きます。

【3】 彫り
粗彫(あらぼり)、中彫、仕上彫りを行っていきます。

【4】 磨き
サンドペーパー #250、#600、#1,000、#1,200を使って、粗磨、中磨、仕上磨をします。

【5】 色付
色付けをします。

【6】 から磨き
布でから磨きをしたら完成です。

1日で出来るものから2~3ヶ月掛かる作品もあります。
歴史 根付は約400年くらい前の江戸時代から存在しているといわれています。

幕末から明治初期にかけてこの地で作を成した名人・鈴木正直(すずきまさなお)により伊勢の根付は彫刻芸術へと高められ、 現在、この地で活躍する根付作家もその作風を受け継いでいます。

その為、伊勢の根付には「正直」という銘が彫られているものがあります。
この銘が彫られている根付は鈴木正直一派の伝統を受け継いだものになるそうです。
関連URL http://www.ise-dentoukougei.com/list/file/netuke/

◆展示場所
伊勢のおかげ横丁神路屋 2F
 住所 : 〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町52
 TEL : 0596-23-8822



伊勢根付彫刻館
 住所 : 〒516-0051 三重県伊勢市上地町1358-1
 TEL & FAX : 0596-25-5988

◆イベント開催
とね菓子館
 住所 : 〒514-0831 三重県津市本町26-20
 TEL : 0120-26-4343
 
 毎年8月に若手作家の発表の場として、2Fギャラリーで1ヶ月間展示されます。

伊勢根付彫刻館
 住所 : 〒516-0051 三重県伊勢市上地町1358-1
 TEL & FAX : 0596-25-5988
 
 朝熊黄楊でペンダントトップ作りが体験できます。
 くわしくはこちらから。

各種デパートにて催事
 ・日本橋高島屋 (8F エクセレントホール)・・・3月催事
 ・西部池袋本店 (6F アート・フォーラム)・・・5月・10月催事
 ・横浜高島屋 (7F 美術画廊)・・・ 11月催事


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