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新野の盆踊り | 郷土芸能・民俗芸能 カテゴリ

総数:121件

伝統文化

新野の盆踊り
伝統文化の分類 郷土芸能・民俗芸能
文化名 新野の盆踊り



《特徴》
盆踊といえば、楽器に合わせた踊りが一般的ですが、新野の盆踊りは三味線、笛、太鼓といった鳴り物を一切使いません。櫓の上にいる音頭取りの「音頭出し」と、その下で踊る踊り子の「返し」の声だけで踊りが進められる、素朴な盆踊りです。

新野の盆踊りのはじまりは、定かではありませんが、室町時代の末期、享禄2年瑞光院建立の折、入仏式に三州振草下田の人々が来て踊った「おさま」を村の人たちが習ったのがはじまりといわれています。

踊りの種類は、扇子を持って踊る「すくいさ」「音頭」「おさま甚句」「おやま」と手踊りの「高い山」「十六」「能登」の計7つで、このうち「能登」は17日の朝方「踊り神送りの式」の間だけで踊られます。それ以外の時間帯は、他の踊りを適当に変えながら踊りますが、毎晩最初に踊るのは「すくいさ」と決まっています。

踊りの開始時間は午後9時からで、15日と16日の朝は午前6時で終了し、17日の明け方に踊り神送り式が行われます。

[国重要無形民俗文化財]
提供:阿南町役場 振興課農業商工係 様


所在地 長野県下伊那郡阿南町新野
問い合わせ先 阿南町役場 振興課農業商工係
〒399-1511 長野県下伊那郡阿南町東條 58 番地 1
TEL:0260-22-4055 FAX:0260-22-2576
観るポイント 踊り神送りは、信仰と結びついた新野の盆踊りの特徴のひとつです。
17日の明け方、市神様の神前で御岳行者の先立ちで和讃を唱えます。このときに踊るのが「能登」です。櫓から切子灯籠が下ろされ、太鼓を叩いて行列を作り、瑞光院とは反対側の「太子堂」まで行き、そこでまた和讃を唱えます。行列が瑞光院参道脇の広場まで行くために戻ってきて、その先頭が市神様を通り過ぎると「能登」をやめなければいけない決まりになっています。しかし盆踊が終わってしまうのを惜しむ踊り子たちは、行列の進行を阻止しようと小さな輪をつくって踊り続けます。踊りをやめさせようとする行列とのやり取りが新野の盆踊りのクライマックスです。

広場まで来ると、切り子灯籠を積み重ね、その前で行者が呪文を唱え九字を切り、刀を抜いて道切りの式をします。花火の合図で切り子灯籠に火が点けられ、一同振り向かずに秋歌を歌いながら帰ります。
URL http://www.town.anan.nagano.jp/kanko/cat177/000370.html



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