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江戸の里神楽(山本頼信社中) | 神楽 カテゴリ

総数:121件

伝統文化

江戸の里神楽(山本頼信社中)
伝統文化の分類 神楽
文化名 江戸の里神楽(山本頼信社中)



江戸の里神楽(山本頼信社中)《特徴》
山本頼信社中の「江戸の里神楽」は、初代の山本権律師弘信が室町時代初期の応安6年(1373年)に創始したといわれています。

山本家の近くにあった国安神杜で神楽を舞ったのが始まりと言われ、『江戸名所図会』(天保7年刊)には、国安神社と仮殿・社人の建物が描かれ、この仮殿として描かれた建物が、祈祷殿としての機能をもち、諸事の祈祷や神楽を舞う場所として使われたのではないかと考えられます。

山本家には江戸時代中期の写本と思われる『神事式名録』という神楽の台本のほかに、明和6年(1769年)に記された『岩井神杜鈴森御神楽格式』という古文書(神楽の演目と持ち物・形相を記載)など数々の資料が残っています。これらの資料により、江戸時代から現在に至るまで里神楽が綿々と受け継がれてきたことがわかります。また江戸時代中期頃で50座の里神楽が演じられていたことが記録されています。

現在、山本頼信社中では、40数座の里神楽を演じていますが、その中の代表的な演目は次のとおりです。

【古典もの】天之浮橋、黄津醜女、墨江大神、八雲神詠、天之磐扉 など
【近代もの】紅葉狩
【お伽とぎもの】稲葉素兎

もともと、神楽は古代に発生した芸能で、民俗芸能の中では最も古い歴史をもつと言われます。その起源は、神霊を慰めるために演じたもので、神に捧げる舞踊でした。「神を招き迎えたときの神霊の依りたもう座」を意味する神座という言葉が、神楽の語源と考えられます。

古代に発生した神楽は、江戸時代初期には江戸市中に伝わり、江戸庶民の好みに応じて、いろいろな形に変化します。その一つが江戸の里神楽で、江戸と周辺の村々の神社の祭礼などで盛んに里神楽が奉納されました。この江戸の里神楽の特徴は、仮面を付けた黙劇であり、神話の世界を題材としたものを中心に演じられたことです。また演じる人たちが専業の神楽師であったこともあげられます。

現在都内には、四つの江戸の里神楽が伝承されています。間宮和麿社中(品川区)、若山胤雄社中(台東区)、松本源之助杜中(荒川区)と稲城市の山本頼信杜中です。


[国指定重要無形民俗文化財]
提供: 稲城市 教育委員会 教育部 生涯学習課 様


所在地 東京都稲城市 他(品川区、台東区、荒川区)
問い合わせ先 稲城市 教育委員会 教育部 生涯学習課
Tel 042-377-2111
観るポイント とても華やかできらびやかな衣装が、舞に合わせて美しくなびきます。優雅な舞と相まって、とても美しい光景が広がります。
伝統文化の
体験・一般参加
■「江戸の里神楽(山本頼信社中)」の様子を見学いただけます。
場所:稲城市矢野口3292番地
日時:8月25日に近い日曜日(穴澤天神社祭礼の開催日)
アクセス:京王よみうりランド駅から徒歩約10分
(他、お祭りなどでも見学ができます)
URL http://www.city.inagi.tokyo.jp/kanko/rekishi/inagishibunkazai/inagi_bunkazai/edonosatokagura.html



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