JTCO
NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
伝統工芸館 カテゴリ

総数:333件


都道府県

総数:333件

伝統工芸品青森県

青森県
工芸品の分類 石工品・貴石細工
工芸品名 錦石

主要製造地域:青森県




《特徴》
錦石とは、青森県下のいたるところで産出され、磨くと美しい光沢をあらわし、碧玉(へきぎょく)・玉髄(ぎょくずい)・瑪瑙(めのう)・流紋岩(りゅうもんがん)・珪化木(けいかぼく)など、種類も多岐に渡ります。その色彩と紋様が、綾・錦とみまごうばかりに美しいところから、「錦石」と呼ばれていますが、一説には、産地の浜辺で色とりどりの錦石が波に洗われて光り輝く様子が、まるで錦織の布をうち広げたようであるところから名付けられた、とも伝えられています。

古来より、その美しさから人々に愛され続け、縄文時代には勾玉に加工されたり、室町時代には舎利石(しゃりいし)として尊ばれ、遠く唐(から)・天竺(てんじく)にまで輸出されたり、江戸時代には津軽玉(つがるだま)と称されて、かんざしや根付(ねつけ)として珍重されてきました。
現在では、庭石や飾石などの鑑賞用はもちろんのこと、指輪・ペンダント・帯留・タイピン・カフス・ボウタイなどのアクセサリーや装身具、小物などにも広く利用され、 郷土の特産品として親しまれ愛用され続けています。

平成8年には、青森県の伝統工芸品として正式に認定され、単に物産というだけでなく、 その文化的・歴史的価値が認められました。

[ 青森県指定伝統的工芸品 ]
提供 : 小田桐錦石研究所 様

素材 碧玉・玉髄・瑪瑙・流紋岩・珪化木など
製法・工法 【1】 切断
原石を小さく切断し、石の一番美しい箇所に印をつけます。

【2】 形成
印に合わせて荒割り・荒削りし、形を整えていきます。

【3】 研磨
形成が終わったら、研磨し完成です。

詳しくはこちら
歴史 青森市岡町遺跡からもこぶし大の錦石2個出土したり、その他県下各地の遺跡より、錦石の石鏃(せきぞく:矢じり)や石錐(せきすい:工具の一種)、瑪瑙(めのう)の石匙(いしさじ:打製石器)や赤瑪瑙のまが玉等の石器や、装飾品が出土していることから、古来より武具や装飾品として、加工され使用されてきました。

江戸時代には、若狭出身の藩士 玉屋喜平 が、故あって故郷を出奔し津軽へ落ち着いた際に、錦石の製作を見て故郷の若狭瑪瑙を思い出し、弘前で製作技術を修行した後帰郷しました。 若狭の国へ帰った喜平は、珠作りの技術を広く伝え、現在の若狭瑪瑙細工の隆盛をもたらしたと伝えられています。
また後年、玉屋喜平の技術の流れを継いだ玉屋弥助が甲斐の国に入り、有名な山梨水晶細工の基礎づくりに貢献したと伝えられています。若狭や甲州では珠作りの技術が伝えられましたが、本場の錦石は影をひそめ、絶えてしまいます。

再び、錦石の加工が再開したのは昭和初期に入ってからです。昭和中期には「にしき石同好会」が発足、全国的な石ブームの到来の影響もあり、 研磨技術が進歩し、加工販売業者が増え、愛好家も多くなりました。
関連URL http://hwm8.gyao.ne.jp/corinsei/

◆展示場所
小田桐錦石研究所
 〒038-0014 青森県青森市西滝3丁目19-27
 TEL : 017-781-2347






2017年爽やか元気な夏雑貨メルマガ会員募集郷土料理全国伝統工芸品フォトギャラリー掲載協力団体、企業一覧英語翻訳ボランティア募集歴史レポーターボランティア募集歌舞伎座木挽町広場催事出展者募集JTCO@Facebook